本堂・境内案内

延命寺境内には本堂の花天井他、観音堂など様々な建物がございます。
機会がございましたら、是非お参りください。

本堂

本堂は昭和45年に建て替えられ現在の形になりました。
本尊様は聖観音菩薩です。
本堂花天井は延命寺26世住職素鳳辰哉大和尚によって本堂と共に建立されました。花板に一枚一枚色を塗ってある珍しい花天井です。奥の内陣の天井も金色の板絵が何枚も張ってあり荘厳な雰囲気を出しております。

観音堂

観音堂は宝永3年(1706)に現在の松田町沢尻地域から移転・再建されました。
原因は元禄16年(1703)の地震と洪水と言われています。
再建した観音堂も大正12年(1913)の関東大震災によって全壊しましたが昭和2年(1927)に現在の場所に再建されました。
観音堂の中には厨子があり、その厨子の中に聖観音立像と薬師如来立像があり、さらにその二体の仏像の中に胎児のように馬頭観世音像があると言われております。(行基作)
4月29日:ぼたん花祭り・8月9日:四万八千日例祭・1月18日:初観音例祭では中に入ってお参りすることが出来ます。
厨子のご開帳は12年に1回で午年に開かれます。

ポックリ弁天堂

平成16年 延命寺26世素鳳辰哉大和尚によって建立されました。正面には弁財天様がさらに奥の方に大日如来様と阿弥陀如来様が奉られております。
ピンピンコロリ亡くなりたいという素鳳辰哉大和尚の願いで建立されました。ご希望の方はどなたでも参拝頂けます。

放光殿

昭和25年に延命寺25世洞雲素禅大和尚によって建立されました。南足柄市・足柄上郡の1市5町の第2次世界大戦で亡くなられた方への追悼の英霊堂です。中には入ることは出来ませんが英霊の御霊を供養しております。
2年に1回法要をして、戦没者のご遺族の方と共にご供養致します。

茶室

平成16年(2004)建立の松延亭です。
延命26世素鳳辰哉大和尚によって建立されました。
松田町内にある株式会社中澤酒造様から木桶(大正末期に作られた物)を寄進頂き、その酒桶をそのまま茶室に造り替えております。中は丸の形で非常に趣があります。 4月29日のぼたん花祭りでは一般の方も中で抹茶を頂けます。
ご希望の方はお貸しすることも出来ますので、お問い合わせ下さい。